チタンについた油膜を取り除くと、驚くほど色が蘇ります。

チタンを取り扱うチタン業者のなかにもあまり知られていないのですが、変色したと思ったものは手で触っただけでついてしまう油分の皮膜です。

油分を除去すると、変色はなおります。色が変わったように見えるので、空気中に放置してチタンが変色すると勘違いする方がおられようですが、チタンは変色しません。空気にただ触れているだけではチタンの

地金の色を変えることはできないのです。しかしながら見え方が変わるのは、油膜で屈折率が変わるためです。これはお風呂の中でチタン製の指輪を見るのと、水に濡れていない状態、空気中で指輪を見るのとでも色が変わって見えるのと同じことなのです。

クリーニングが必要なほど油分で汚れたようにはみえなくとも、油の反射をすぐに反映しやすいのがチタンの特徴です。